毎月の行事

毎月行事

宗祖弘法大師空海は、承和2年旧暦の3月21日に62歳で入定されましたので、神福寺のおまつりは毎月21日です。(入定とは、瞑想状態のまま遷化されたということです。高野山の奥の院に御廟があり、奥の院へ続く道は、往古の諸大名のお墓や供養塔が立ち並ぶ参詣道です)

"有り難や 高野の山の 岩陰に
        大師はいまだ 在しますなる”

【毎月21日 月並御影供 お大師さまのご縁日】

毎月21日は、お大師さまのご縁日としておまつりを行っております。お山八十八ヶ所の五十一番堂と奥の院では、お接待を行っています。
本堂では、塔婆供養や大般若経転読によるお加持を行っています。唐の三蔵法師玄奘が天竺から持ち帰った大般若経六百巻の功徳によるお加持ですが、ご真言を唱えながら分厚いお経本で肩をたたいたり背中をさすったりいたしますので、お参りされる方々の間では「肩たたき」とか「活を入れてもらう」など、さまざまな呼ばれ方をされています。




【毎月第2水曜日 午前10時よりお昼前まで 写経会】

般若心経の写経を行っています。写経初体験の方でも気軽にはじめることができます。写経用紙とお手本、筆ペン、下敷きなどすべて用意していますので、何も準備する必要はありません。心静かに心経一巻写して、全員でお唱えします。その後、お茶を飲み、ゆったりとしていただければ結構です。

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【毎月第4土曜日 午前10時よりお昼前まで 観想会】

真言宗では、伝統的な観想法として「阿字観」があります。高野山大師教会などで体験することができます。神福寺では、呼吸を深めていくことで心と体を調えていきます。伝統的には「数息観」と呼ばれるものですが、ここではもう少し自由に。足を組んだりせず、いすに腰掛けて瞑想していきます。頭を少し休ませ、五感を働かし、リラックスして、呼吸に集中していきます。意識をゆっくりと頭から、おなかへと下げていきます。丹田とか肚(はら)と言われる場所です。ゆったりと息の流れを感じながら。

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